lsコマンドの使い方:ディレクトリの中身を一覧表示する
lsは、ディレクトリの中身を一覧表示するコマンドです。ファイルを探す、権限や更新日時を確認する、隠しファイルがあるか調べるなど、Linux操作の最初の一歩になります。
lsのよく使う形
実務や学習で登場しやすい使い方を、そのまま入力できる形でまとめました。
| コマンド例 | 内容 |
|---|---|
ls | 現在のディレクトリのファイル名だけを表示 |
ls -l | 権限・所有者・サイズ・更新日時を含む詳細表示 |
ls -la | 隠しファイル(.で始まる名前)も含めて詳細表示 |
ls -lh | サイズをK・M・Gで読みやすく表示 |
ls -lt | 更新日時が新しい順に並べる |
ls -ld /etc | ディレクトリの中身ではなく、ディレクトリ自身の情報を表示 |
lsの主なオプション
| オプション | 意味 |
|---|---|
-l | 詳細表示 |
-a | 隠しファイルも表示 |
-A | .と..を除く隠しファイル表示 |
-h | サイズを読みやすく |
-t | 更新日時順 |
-r | 逆順 |
-R | 再帰的に表示 |
-S | サイズ順 |
-1 | 1行に1件表示 |
-d | ディレクトリ自身の情報を表示 |
-i | inode番号を表示 |
-F | 種別記号を付与 |
lsの実行例と結果の読み方
user@linux-study:~$ ls -l
-rw-r--r-- 1 user user 220 Jan 10 09:00 notes.txt
drwxr-xr-x 2 user user 4096 Jan 10 09:01 projects
ls -lで詳細表示すると、権限・所有者・サイズ・更新日時・名前の順に並びます。先頭の-はファイル、dはディレクトリを表し、この例ではnotes.txtがファイル、projectsがディレクトリだとわかります。
練習用ターミナルでは、lsをブラウザ上で安全に試せます。
lsを使うときの注意点
ls -lの1文字目は種別を表します。-は通常のファイル、dはディレクトリ、lはシンボリックリンクです。続く9文字が所有者・グループ・その他の権限で、chmodで変更するのはこの部分です。
lsは引数を省略すると現在のディレクトリを対象にします。ファイル名にスペースが含まれる場合は、ls "my file.txt"のように引用符で囲みます。
lsに関するよくある質問
隠しファイルを表示するには?
ls -aを使います。.と..を除いて表示したい場合はls -Aです。
サイズ順に並べるには?
ls -lSで大きい順に並びます。-rを足すと逆順になります。
関連ページ
lsが登場する章:初級 第3章