dfコマンドの使い方:ファイルシステムの空き容量を表示する

dfは、ファイルシステムごとのディスクの使用量と空き容量を表示するコマンドです。「ディスクがいっぱいで書き込めない」というトラブルの最初の確認に使います。

dfのよく使う形

実務や学習で登場しやすい使い方を、そのまま入力できる形でまとめました。

コマンド例内容
df -h容量を読みやすい単位(G・M)で表示
df -h /var指定したパスが属するファイルシステムを表示
df -i容量ではなくinode(ファイル数の上限)の使用状況を表示
df -hTファイルシステムの種類(ext4・xfsなど)も表示

dfの主なオプション

オプション意味
-h読みやすい単位で表示
-iinodeの使用状況を表示
-Tファイルシステムの種類も表示

dfの実行例と結果の読み方

user@linux-study:~$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2        19G  8.2G   10G  46% /

df -hで、各ファイルシステムの容量・使用量・空き容量を人が読みやすい単位(GやM)で表示しています。ディスクの空き容量が少なくなっていないか確認するときに使います。

練習用ターミナルでは、dfをブラウザ上で安全に試せます。

dfを使うときの注意点

ディスクの空きがあるのに書き込めないときは、df -iでinodeの枯渇を確認します。小さなファイルが大量にあると、容量に余裕があってもinodeが先に尽きることがあります。

dfは「ファイルシステム全体」の使用量、duは「ディレクトリ配下」の使用量を調べるコマンドです。dfで逼迫しているファイルシステムを見つけ、duで大きなディレクトリを絞り込む、という順に使います。

rmで消したのにdfの使用量が減らない場合は、削除したファイルをまだプロセスが開いたままの可能性があります。lsof +L1で確認できます。

dfに関するよくある質問

使用率が何%になったら危険ですか?

目安は環境によりますが、一般に80〜90%を超えたら対処を検討します。監視の閾値は運用ルールに合わせて決めます。

dfとduの数字が合わないのは?

削除済みでプロセスが開いたままのファイルや、マウントされたディレクトリの下に隠れたファイルなどが原因になりえます。

関連ページ

あわせて覚えたいコマンド:du・find・ls・lsof

dfが登場する章:中級 第4章

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